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『スキップフロアー』

投稿日:2008年12月18日, 更新日:2008年12月18日, 閲覧回数:9,900 回, このエントリーをはてなブックマークに追加

スキップフロアー(Skip Floor)は、階が上下に複層する場合、各階を半階程度ずらしながら、建物を構成する形式。よく言う「中二階」等を採用した住まいは、この形式が多い。

利点は、各室空間が立体的につながり、独立性と共有性が程よく構成できると、平面的な構成よりも動きのあるリズミカルな住まいが期待できる。

また、マンション等で採用すれば、廊下の数やエレベーターの停まる階を少なく出来るなどのメリットもある。

注意点は水平・垂直ラインを統一し難いので、構造上の強度バランスを確実にとって構成しておく必要がある。

似たような形式で「メゾネット」があります。マンション(共同住宅)における「各戸が2層以上」で構成されている形式です。テラスハウスの殆どがこの形式を採用しています。

採用例

文責:野間 泰治(一級建築士・NPJ主宰)


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区分解説 > 方法
掲載日2008年12月18日
更新日2008年12月18日
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